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経口中絶薬

2023年4月から、日本でも飲み薬による中絶ができるようになりました。当院で受けていただけます。まずはご相談だけでも構いません。

受けられる方

妊娠5週から9週0日までの方が対象です。

当院での取り扱いについて

当院は女性のリプロダクティブ・ライツを重要視しており、経口中絶薬を導入しました。2023年の導入以来、これまでに143件を行っています。

2023年 1件/2024年 54件/2025年 56件/2026年 32件(8月まで)

手術という方法もあります

飲み薬で行えるのは妊娠9週0日までです。手術は妊娠5週から11週6日まで対応しています。9週0日までの方は、どちらの方法も選べます。いまの週数は超音波検査でしか分かりませんので、まずは受診してご相談ください。

24時間対応できる施設です

経口中絶薬は原則として入院での対応が必要です。中絶を行っている施設の多くは分娩を扱っていないため24時間の対応ができず、この薬を使えないことがあります。当院は分娩を扱っており、入院設備と24時間の体制があります。うまくいかなかった場合の手術まで、同じ院内で対応できます。

当日までの流れ

受診から終わりまで、およそ2週間です。

  1. 受診・術前検査

    術前の超音波検査と血液検査を行い、週数を確かめます。検査代は7,000円です。このときに日程を決めます。

  2. 1剤目を飲みます

    医師の面前で1錠を飲みます。当院では月曜・水曜・土曜のみです。その後、腹痛や出血が始まります。

  3. 48時間後、2剤目を飲んで入院

    1剤目の48時間後に、2剤目を30分間口に含みます。あわせて鎮痛剤も飲みます。その後入院となります。曜日は1剤目に応じて水曜・金曜・月曜です。

  4. 排出を確認して退院

    排出が確認できれば、診察のうえ退院です。確認できない場合は翌朝まで入院を続けます。

1剤目を飲む日2剤目・入院の日
月曜水曜
水曜金曜
土曜月曜

自宅での経過観察

条件を満たせば、自宅で過ごすこともできます。

令和6年12月からの取り扱いです

厚生労働省の規制緩和により、次のすべてに当てはまる方は、入院せず自宅で経過を見ることも選べるようになりました。

  • 自宅での経過観察を希望される
  • 当院から半径16キロメートル以内にお住まい
  • 千葉市にお住まい(千葉医療圏)

この場合、排出されたものは原則として当院にお持ちいただきます。埋葬をご希望の場合は、お寺にお支払いする5,500円が別途必要です。

費用

手術になった場合も、追加の費用はかかりません。

術前検査(超音波・血液)7,000円
経口中絶薬薬剤・入院・不成功時の手術を含みます111,000円

含まれるもの

排出されずに手術となった場合の手術料は、はじめの費用に含まれています。あとから追加でご負担いただくことはありません。埋葬をご希望の場合のお寺への5,500円のみ、別にお願いしています。

料金のページを見る →

起こりうること

手術より楽、というわけではありません。

痛みと出血があります

1剤目を飲んだあとから腹痛と出血が始まります。鎮痛薬(ロキソニン)でも治まらない痛みがあるとき、または夜用ナプキンを1時間に2回以上替えるような出血が2時間以上続くときは、当院にご連絡ください。

排出されないことがあります

一般に公表されている数値では、2剤目を飲んでから8時間以内に約87%の方、24時間以内に約93.3%の方で子宮の内容物が排出されます。24時間を過ぎても排出されない場合は手術となります。当院の実績ではなく、一般的な数値です。

重い症状が起きることもあります

失神をともなうような重い子宮出血が起こることがあり、輸血が必要になる場合もあります。海外では、敗血症や中毒性ショック症候群に至り亡くなられた例も報告されています。

この薬は、医療機関で医師の管理のもとでのみ使えます。インターネットなどで海外から個人的に入手して使うことは、健康上の重大な危険があるだけでなく、法律にも違反します。

迷っている段階でも、お越しください

いまの週数は超音波検査でしか分かりません。方法を決めてからお越しいただく必要はありません。まずはお電話ください。

電話する(043-231-0213)→
電話する WEB予約